いろんなアルコールジェルがあるけど日本製なら安心でしょ?
濃度も気になるけどやっぱりMadeInJapanは安全だし品質も高いはず!
でも日本製って本当に日本で製造されてるの?
巷に出回っているアルコールジェルですが、日本製か海外製を気にしている方が非常に多いようです。
やはり国内産というイメージが相当な信頼感を持たせてくれるようですが、実は皆さんが思っているほど日本製は日本製でないかもしれません。
なので、今回は日本製とはどういった規格に基づいて製造されているかをお伝えしたいと思います。
アルコールジェルは日本製なら安心?
MadeInJapanはかつて程ではないですがやっぱり今でも日本製と聞くと信頼できるなぁと感じますね。
もちろん今品薄になるほど売れているアルコールジェルも同様でして、ある製品には『安心の日本製』なんてデカデカと表示してあったりします。
国内生産だから安全
国内生産と聞くと安心・安全という言葉がセットになってきますよね。
アルコールジェルも隅々まで管理された施設の中でいくつもの高い基準に合格した製品が生産されているのが日本製だというイメージです。
MadeInJapanは高品質
ジャパンクオリティという言葉があるように、高品質も日本製と呼ばれるにはなくてはならない要因です。
そんな高品質・安心・安全な日本製のラベルが貼られている商品が、実は私たちの思い込んでいる日本製ではないと知ったらびっくりですよね。
次に日本製を定義をお伝えします。
そのアルコールジェルは日本で作ってないかも
日本製のアルコールジェルって書いてあるのに日本で作ってないってどういう事!?
そんなの詐欺じゃん!
いや、そうでもないんです。
なぜなら日本製と表示するためのルールがありまして、その基準を満たしていれば日本製と名乗れるので問題は無いんですね。
実は知らない日本製の定義
日本製と表示できるケースの例は以下の通りです。
- 日本で獲れた材料を使って国内で日本人によって製造されるアルコールジェル
- 外国で獲れた材料を使って国内で日本人によって製造されるアルコールジェル
- 国内の日本の企業で外国人によって製造されるアルコールジェル
その他のケースでも基準を満たせば日本製と表示できるでしょう。
皆さんが期待するというか、そうであろうと思っている日本製は、①番ではないですか?
私もそうであるのが正真正銘の日本製だろうと思ってますが、実際はそうじゃないんですね。
中身は外国で作っているのに日本製?
簡単に言うと、最終工程が日本で行われれば日本製と表示できるという事みたいです。
極端な話、最終の検査や箱詰めを日本で行えば、海外で製造しようが日本製にできてしまうという事です。
製造国よりも製造販売元が肝心かも
日本製の定義は前述したとおりですが、そういった理由で本当の意味での日本製のアルコールジェルは多くないと思います。
しかし、その他の日本製らしくない日本製もしくは外国製が、正真正銘の日本製に劣るのかというとそうでもなかったりする場合もあります。
責任は製造販売元が主
そこで、例えば輸入された中国製のアルコールジェルの裏面に『製造販売元』と書かれている場合がありますが、それはその日本の企業が責任をもって輸入しているという意味なので、その企業の管理体制や企業イメージが分かれば、例え中国製でも信頼のおける製品だと言えるわけです。
逆に日本で製造、あるいは海外で製造し輸入したものを最終検査して日本製としたものでも、製造販売元がずさんな会社であれば、例え日本製と言えど品質は先ほどの中国製よりも劣るかもしれません。
ラベルの裏面に製造販売元が書かれている場合は、販売元や発売元と書かれた企業名があるはずです。
売っているのは販売元や発売元で、品質の責任を負っているのは製造販売元になります。
また、企業名が1つしか載っておらず、製造販売元と表示が無ければ、それが製造販売元だそうです。
その場合は製造販売元と、販売元・発売元が同じなので製造販売元を表示しなくてもいいそうです。
まとめ
いかがでしたか?
少しややこしい話になってしまいしましたが、まとめますと、
なので、アルコールジェルはラベル裏面の製造販売元がちゃんとした会社であれば海外製でも信用していいと思う。
以上です。
こういった事を参考にしていただいて本当に除菌に効果のあるアルコールジェルを見つけられるといいですね!