バーミキュラビレッジ名古屋のレストランの料理は全てバーミキュラで調理するらしいけど肝心の味はどう?
あのレストランはメニューがコースディナーしか無いんだよね?
値段と雰囲気はどんな感じ?
まだオープンして間もないバーミキュラビレッジ名古屋ですが、レストランの方は毎日予約がたくさん入っているようで賑わっています。
夜はコースディナーのみです。
メインが選べるくらいの選択肢しかないので、そこまでメニューを絞ったという事はかなり味に自信があると思って楽しみに食事をしてきました。
では、バーミキュラで調理した料理がいかほどの味か?
値段や雰囲気の評価も一緒にしてきたので今回はその辺をお伝えします。
バーミキュラビレッジ名古屋レストランのエントランス
まず入り口で予約の有無を確認された後、エントランスへ案内されます。
半吹き抜けで、奥一面はガラス張りになっていて開放感がありますね。
手前のソファで待っていたんですが、この時期は寒いので暖炉の炎がちょうどいい感じで暖かくリラックスできます。
左側にはバーカウンターがあり、そこでは多種多様なアルコール類が提供されるようです。
全体的に落ち着いた大人の雰囲気のある上品なレストランです。
それでいてスタッフの対応は柔らかく、上品なレストランにありがちな堅苦しい緊張感は全くないですね。
コートはこちらで預かってくれます。
バーミキュラビレッジ名古屋のレストラン予約に関してはこちら
バーミキュラビレッジ名古屋のアクセスに関する記事はこちら
ディナーコースのメニュー
メニューはご覧の通りで、ディナーはコース1種類しか提供していません。
値段は、5,500円でメインは鹿肉ですが、6,500円にすると和牛になります。
この雰囲気でディナーの値段がこれであれば、かなりリーズナブルではないでしょうか。
ドリンク
ドリンクメニューはアルコール類がとても豊富です。
特にワインの品揃えが多く、いかにバーミキュラで調理した料理がワインと合うかという事が分かります。
私は車だったのでソフトドリンクの林檎のジンジャーエールを注文しました。
ソフトドリンクの中で唯一、バーミキュラで調理したというロゴがメニューに付いていたので頼んでみました。
最初は飲み物なのにどうしてバーミキュラ使うんだろうと思ってましたが、実は上に乗っている林檎のスライスはバーミキュラで調理したものを使用しているという事のようです。
その横にはシナモンが添えて合って香りづけのいいアクセントになってます。
甘さ控えめの料理の味を邪魔しないドリンクです。
アミューズ
下のパンはお隣のお店「ポットメイドベーカリー」で作られている食パンを使用したものです。
この食パンもバーミキュラの食パン型で調理されていて、一度購入して食べたことがありますが、ホントにフワフワで鼻から抜ける小麦の香りがたまらなく、一度で1斤食べてしまったほどです。
ポットメイドベーカリーのあん食パンに関する記事はこちら
そんなパンを焼き上げた上に薄くスライスしたトリュフをまんべんなく振りかけてあります。
パンのサクサクした歯ごたえと同時に、トリュフの上品な香りがパンの風味と一緒に鼻から抜けていく感じに、思わず笑みがこぼれてしまいました。
前菜
前菜はキノコをメインとしたその他野菜と臓物系がふんだんに使用された料理です。
これはコンソメベースですかね?
上には焼き上げたチーズがかかっていてキノコの風味と相まっていい香りがします。
しかし!
わたしはキノコ類が苦手です。
予約時や来店時にアレルギー類や苦手食材を申告する機会があったにもかかわらず、きのこが出たとしても少しくらいだろうと思っていたら、見事にキノコだらけの料理が出てきました。
これは好みの問題になってくるのでキノコ嫌いの観点からすると真ん中の一番大きなキノコはさすがにギブアップしました。
そんなキノコ嫌いの私ですが、それでも食べられたという事は調理の上手さが手伝っているんでしょうね。
隣にいた妻は特に私が嫌った大きなキノコが美味しいと喜んでいました。
バーミキュラで無水調理した季節野菜
料理が運ばれてくる前に使用する野菜を紹介してもらえます。
全て根菜ですが、見たことの無い野菜ばかりでして、1つずつ説明してもらえます。
しかし、残念ながら全く聞こえませんでした。
若い女性の方だったので慣れてなかったのかもしれませんが、周りがそれほど騒がしいわけでもないのにあの声量はちょっと改善した方が良いかと。
まぁ見た目で何となくどんな野菜か分かったのであんまり気にしませんが。
で、運ばれてきた料理は言うと、これぞバーミキュラの真骨頂、無水調理した季節野菜です。
バーミキュラは密閉性が非常に高いので水を入れることなく野菜自らの水分で蒸しあがってます。
その歯ごたえはとても水無しで蒸したとは思えないほどのみずみずしさと柔らかさ、そして野菜本来の甘さが口いっぱいに広がります。
野菜ってこんなに甘いのか?と思えるほど濃厚な味です。
野菜は一切味付けされておらず、運ばれてきた料理と共に粗塩とオリーブオイルが添えられるくらいです。
それくらい素材本来の味が引き出せる調理法という事でしょうね。
美意識高い女性には評価高いと思います。
ただ、根菜ばかりで同じような味ばかりだったので、これを全部食べるのはちょっとしんどかったです。
もう少し違う味の野菜を用意してもらえると変化が出るのでスムースに完食できると思います。
メイン(和牛のロースト)
メインの和牛です。
あまり説明を聞いてなかったんですが、歯ごたえはヒレ肉っぽいです。
当然とっても柔らかい!
調理場にある薪の炎で焼き上げたお肉はローストした風味が鼻から抜けていきます。
ソースには味噌を使ってるのか、非常にコクがあって見た目よりもあっさりしています。
添えられたエシャロットと共に食べるとお肉の柔らかさにエシャロットのシャキシャキ感がアクセントになってとても美味しいです。
バーミキュラの炊き立て卵かけご飯
ここでうれしかったのが、通常ご飯は一番最後に運ばれてくるものですが、お肉を食べている最中に持ってきてくれたのはナイスタイミング!と思いましたね。
男性は特にそうですが、お肉のお供はやはりお米でしょう!
このお米もバーミキュラライスポットで炊いたご飯のようで、一粒一粒がキラキラしてて艶がいいです。
口に入れるとしっかりとお米が立っているのが良く分かります。
しかも、お肉との相性がハンパなく、これだったら無限にご飯が食べられます。
因みにご飯はお替り自由です。
1つ私の事情で残念だったのが、生卵がダメだったという事ですw
ご飯好きには卵かけご飯はマストでしょうから、それをバーミキュラで炊いたご飯で堪能できたら幸せが1つ増えたでしょうね。
横でとても美味しいと言っている人がいました。
デザート
さつまいもをバーミキュラで蒸しているんだと思います。
ただでさえ甘いはずなのに非常に甘いです。
でもしつこくない、不思議です。
上にはエスプレッソのようなソースとさらに上にクリーム、刻んだレモンが乗っていて、その酸味がアクセントとして効いてます。
さつまいもの甘さにほろ苦いエスプレッソ、さらにレモンのフレッシュなにおいが全体を上手くコーディネートしてます。
バーミキュラビレッジ名古屋レストランのハーブティー
仕上げのハーブティです。
こちらはカモミールのようで私はジャスミンが嫌いなのでちょうどよかったです。
さっぱりとした上品な香りがリラックスさせてくれます。
量的にお腹いっぱいになるかな?と思ってましたが、コースはゆっくり料理が運ばれてくるのでちょうど腹8分目くらいでよかったです。
まとめ
いかかでしたか?
まとめますと、バーミキュラビレッ名古屋ジのレストランでコースディナーを食べた評価は、
食べるものに気を遣う方や美意識の高い女性には満足できる料理だと思います。
しかし、男性にとっては蒸した野菜がそのまま出てきたりする素材そのまま感はちょっと物足りなく感じると思いますし、同じ味の野菜が多かった気がします。
スタッフの説明に聞き取りにくい点はありましたが、お店の雰囲気はよく、値段も安く設定されていて、デートにも使えますし、温かな雰囲気の中で食事できるので緊張感はなく、料理と会話に集中できるコスパの高いお店だと思います。