確実に退職できる理由って何だろう?
辞める理由に嘘をついたらバレる?
そもそも退職に理由って必要なの…?
ぶっちゃけ退職理由なんて嘘でもいいし、辞めたもん勝ちです。
退職するのは本人の自由であり、特別な理由などは必要ありません。
しかしながら、退職の理由は必ず聞かれます。
すんなりと退職するためには嘘も方便…とは言うものの、嘘がバレて後から困るケースが存在します。
今回は、よくある退職理由と、嘘の退職理由を使った場合のリスクをお伝えします。
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スムーズに辞める為の理由と嘘バレのリスク
何を隠そう、この私も、嘘の理由を使って退職した経験があります。
ちなみに「先輩から事業に誘われているから」という理由で逃げ切りました。
バレませんでしたし、そもそも本気にされていなかったかもしれませんが、誰も傷つかないし穏便に退職できたので結果オーライです。
しかし、いくらスムーズに退職できたとしても、後々に困ったことが起こるような嘘は避けるべき。
つい使いたくなってしまう退職理由と共にデメリットをご紹介していきます。
「転職するから」は失業手当の要否がポイント
既に次の仕事が決まっていると、引き止めても無駄と判断されるので辞めやすいです。
ただし、転職先の社名を明かしてしまうと「そこよりウチの方が良い会社だ」等と引き止めの材料に使われるケースもあります。
ひどい場合だと「おまえに務まるわけない」「どうせすぐ辞める」のように、ダメージを与えてくる人も!
このような場合は完全に羨ましいだけ・八つ当たりなので、スルー推奨です。
転職先は黙っておくべし、という意見はもっともなのですが、絶対に聞かれます。
「〇〇関係です」「〇〇業界に行きます」のように、ほんのり濁しつつ事実を伝えるのもおすすめです。
本当は転職先が決まってない!嘘をついたらどうなる?
まだ転職先が決まっていない場合に退職しようとすると、引き止めが激しくなります。
スムーズに辞める為に「転職先が決まっている」と嘘をついたらどうなるでしょうか?
困るのは失業手当(失業保険)を受給しようとする場合です。
ハローワークでの手続きの際、退職時に発行される書類のひとつである「離職票」が必要になります。
次の転職先が決まっている場合は、離職票が不要なのです。
その為、「転職先が決まっているから」という嘘をつき通すなら離職票が貰えません。
離職票が必要な旨を伝えれば、すぐには転職しない事がバレてしまいます。
「家族の介護・看病」は通用しない可能性
家庭の事情は、会社側としてどうすることもできないので拒まれ難い退職理由です。
介護離職は社会的に問題となっており、対策が求められています。
近年では、介護休暇や短時間勤務制度、復職できる仕組みをきちんと用意している会社が増えているはずです。
「収入が無くなったら生活に困るのでは?」「離職せずに済む方法を考えよう」と、善意で引き止められる可能性は高いです。
また、義務ではありませんが、診断書の提出など求められるケースもあります。
実は元気!家族の不調は嘘バレしやすい!?
円満に退職できる理由ではありますが、「実は嘘なんじゃないか?」と疑われやすい代表選手でもあります。
特に人間関係や、職場と家の物理的な距離が近い場合には要注意です。
祖父母の介護を理由に退職していった人がいましたが、(真偽の程は定かではありません)「おそらく嘘だろう」と思われていましたね…。
また、介護が必要だからと言って退職したのに、すぐに別の会社で働いているのがバレると、気まずい思いをすることになります。
「実家に戻る・引越し」は新住所の確認を免れない
やむを得ない事情による転居は、定年退職の次に円満退職できる理由ではないでしょうか。
遠方であれば通勤できなくなるのは当然なので、引き止めもありません。
中には新幹線通勤や完全リモートワークのできる企業もありますが、費用も相当にかかることなので、そう簡単には実現しないはずです。
ただし、どうして実家に帰るのか・どうして転居をするのか、という説明を求められることになります。
結果的に「介護」「家業を継ぐ」「配偶者の転勤」等々、二重の嘘が必要になってしまいます。
実際は引越ししないんだけど…住所ってバレるの!?
実は、退職時には理由はどうあれ、退職後の住所を確認されます。
なぜなら、退職後に発行される書類を自宅に送付してくれるからです。
私の勤めていた会社の中で、退職届に「転居の有無」や「新住所の記入欄」がしっかりあるタイプを用意している会社が2社ありました。
退職と共に転居があるのは、それなりに定番ということです。
「郵便物は転送の手続きをするので、今の住所に送ってください」と逃げることも考えられますが、このような裏ワザ的な対応は、すごく不自然ですよね。
なお、前述のハローワークで必要な離職票など、大切な書類が含まれるので、書類送付そのものを断ることはおすすめできません。
「結婚」を理由にするなら本当に結婚するときだけ
いわゆる寿退社、「結婚して専業主婦・主夫になる」は、円満に退職しやすい理由のひとつです。
家事に専念する・配偶者のサポートに徹したい、等々と説明がしやすく、やむを得ない家庭の事情として受け入れてもらえます。
しかし、イマドキは共働きが当たり前の世の中ですから、引き止めが無いとは言い切れません。
相手を捏造!?結婚すると嘘をついたらバレる?
「まだ結婚の予定は無いけど、円満退職したいから寿退社ってことにしようかな?」「本当は相手なんていないんだけど…!?」
そんなの虚しい…という点が問題なのではありませんよ!
結婚するとなると、中には、それほど親しい間柄でなくても、お祝いしてくれる人がいます。
断るのも変ですし、嘘をついてご祝儀を頂くのは詐欺ですよね。
あまりにも不誠実すぎる嘘はおすすめできません。
本当に結婚するタイミングであれば、退職理由の建前としては申し分ないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
円満退職する為の理由と、嘘がバレると困るケースをまとめますと、
- 退職するのに理由は必要ないが、納得できる理由がある方がスムーズ!
- 転職や、転居・介護・結婚などの家庭の事情は円満退職しやすい!
- 不誠実過ぎる嘘・バレたら面倒な事になりかねない嘘には要注意!
当たり障りない嘘を言って辞めても、本音をさらけ出して辞めても、退職という結果は変わりません。
引き止めがしつこかったり、追い詰められて自分から退職を申し出るのが難しい時には、あえて嘘をついたりせずに退職代行サービスに頼ってしまいましょう。
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