せっかく転職したけど、なんか失敗したかも…。
希望した仕事内容と違うんだけど!?
前の会社の方がマシだった!
心機一転、新しい職場での快適ライフが始まる予定だったのに、こんな後悔したくないですよね。
色々な働き方が叶う社会で、転職も当たり前になっている昨今。
転職する人が増えている中で、当然と言えば当然ですが、「こんなはずじゃなかった…!」と悩んでしまうことも!
せっかくの転職を後悔しない為に、「失敗した」と感じる理由と対策を押さえておきましょう。
「転職を失敗した…」と後悔する理由と対策
せっかく転職したのに後悔する理由とは、何はともあれミスマッチです。
業務内容であれ待遇面であれ、ミスマッチが起こると、
「思っていたのと違う…!」
「これなら前の会社の方が良かった!」
…等々、無念な感情が生まれてしまいます。
後悔してしまう代表的な理由は3つ!
- 仕事内容が合わない・活躍できない
- 条件・待遇に不満
- 職場の雰囲気が合わない
この3つのミスマッチと、その対策をご紹介していきましょう。
理由1.仕事内容が合わない・活躍できない
「バリバリ活躍しようと思っていたのに、なんか上手くいかないぞ?」
…そんな業務内容のミスマッチは、情報不足から起こります。
もっとも基本的な事項である仕事内容が合わないとなると、致命的ですよね。
しかしながら、想定していた業務と実際の内容にギャップがある、というのは、意外とあるあるなんです。
理想的な職場を夢見ていたら、いざ働いてみるとそうでもなかった…と、打ちのめされることも。
転職先の情報収集が不十分である他、自己分析に不足がある場合も、このような理想と現実のギャップに苦しむことになります。
会社が求めている人材と、自分のスキルが嚙み合っていないと、双方にとってデメリット。
情報収集・自己分析に注力し、理想と現実のギャップを最小限に抑えるのがポイントです。
対策1…焦りは禁物!短期離職の繰返しが一番マズイ
「早く就職しなきゃ!」
と、焦っている求職者と、人員不足の企業が組み合わさると、ミスマッチが起こりやすくなります。
要注意なのが、職に就いていない期間、いわゆる空白期間を意識し過ぎることです。
想定外に空白期間が長くなってくると「どこでもいいから決めなくちゃ」というプレッシャーを感じますよね。
ですが、焦りは禁物!
「どこでもいい」と、ミスマッチな仕事に就いてしまえば、結局すぐに辞めてしまうことに繋がります。
これと言って理由のない短期離職を繰り返すと、「仕事が続かない人」と思われてしまうため、余計にイメージが悪くなってしまうかもしれません。
短期離職がもたらす影響については、別記事でも紹介していますので、こちらも参考にしてくださいね!
対策2…現状把握も忘れずに!
せっかく苦労して転職したにも関わらず、「前の会社に戻りたい」などと後悔するもは一番もったいないことです。
今の職場に不満が合って転職する場合でも、一旦は冷静になって現状を見つめてみましょう。
ただし、現状がブラックな職場で「もう耐えられない!」という場合には、早々に離脱するべきです。
理由2.条件・待遇が違う?事前に労働条件を確認せよ
「働き始めてみたら、求人情報や面接時とは待遇が違って納得できない!」
…実は、このようなトラブルは少なくありません。
企業が人材確保の為に故意にやっているとしたら悪質極まりないです…。
そして、入社後、すなわち契約を済ませてしまった後になれば、条件を調整するのは難しいでしょう。
このようなトラブルを回避するには、契約書にサインする前に労働条件をしっかりと確認するしかありません。
対策…労働条件は書面で入手したい!
企業には、採用した人に労働条件を書面で提示する義務があります。
「労働条件通知書」という名称が一般的ですが、別の名称である可能性もあります。
内定の連絡や、メール・PDF形式で送付される場合もあるでしょう。
ところで、会社によっては、内定時にこの書面が手元に届かないことがあるのです。
実際に私は、雇用契約書の裏面に労働条件通知書が印刷されているケースを経験しました。
入社日に契約書を手渡しされ、労働条件通知書を目にするのはこの日が初めて、といった状況です。
これでは事前に確認することができず、もしも条件が違った場合に交渉する余地がありません。
労働条件が口頭でしか伝えられない場合には、「言った・言わない」となるトラブルを避けるためにも、書面またはメールでの提示をお願いしてみましょう。
理由3.職場の雰囲気を知るには面接時が最大のチャンス
雰囲気、人間関係、一緒に働くメンバーの性格…。
給与等の条件面と異なり、文書で表されるようなものでもなく、実際にしばらく働いて、それぞれと関わってみなければわからない部分です。
和気あいあいとした雰囲気・私語なく淡々と仕事をこなす・体育会系のノリ…?
理想とする雰囲気は人それぞれですが、できれば苦手な空気の中では働きたくないですよね。
職場の雰囲気を事前にチェックできる機会は、面接時しかありません!
対策…雰囲気を掴むのは新卒より中途の方が有利!
人材のミスマッチを防ぎたいのは会社側としても同様です。
特に中途採用の場合には、実際に配属される部署の上長が面接時に登場してくる場合が多々あります。
部長・課長と言った役職者だけでなく、一緒に働くメンバーが割と気軽に面接場所に顔を出してくることもありました。
人事担当により一斉に採用される新卒者と比較して、面接対応が臨機応変なので、職場の雰囲気を掴みやすいと言えます。
面接官でもない人達に品定めされるようで居心地が悪い気持ちにもなりますが、こちらとしても一緒に働くメンバーの人柄を掴むチャンスです。
また、実際に執務中の様子をチラッと見せてもらえるケースも少なくありません。
もし終業後の時間帯に面接しているのであれば、残業風景を確認することも可能です。
リモートでの面接が叶う時代になりましたが、可能であれば、1度は実際に訪問することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
せっかく転職したのに「失敗した!」と後悔しないよう、ミスマッチを防ぐ対策をまとめますと、
- 焦らず情報収集と自己分析を徹底!理想と現実のギャップを埋めよ
- 契約書にサインする前に!労働条件は書面・メール等で入手し再確認しよう
- 面接はこちらも品定めのチャンス!訪問して現場の雰囲気を掴もう
ブラックな職場を経験しておいて良かったと思う事がひとつだけあります。
次に働く会社が、もの凄く快適に感じるからです!
まぁ、自ら進んでブラック企業に勤める必要はまったくありませんが…。
転職後のミスマッチを防ぐことで、有意義な転職を目指しましょう!