ドリンクメイトって種類が分かりにくいよね?
マグナムグランドが社名かと思った!
新しく620とか出たけどこの際、全部比較しておすすめを教えてほしい!
炭酸水メーカーの認知度でいえば、まだまだソーダストリームが有名だと思いますが、最近ではドリンクメイトも家電量販で見かけるようになりましたね。
ソーダストリームに比べても大容量ガスボンベが使用できるので1L25円という驚異的なコスパを実現しているドリンクメイトですが、商品名の付け方が変なのでラインナップがちょっと分かりにくいです。
最近では新しく620というモデルが発売されましたが、それが登場したことによってさらに種類が分かりにくくなっています。
そこで今回は、2021年に販売されているドリンクメイトの全種類の違いを比較表を用いて解説し、ヘビーユーザーである筆者がおすすめの1台を皆さんにご紹介したいと思います。
ドリンクメイトの仕様は全6種類
ドリンクメイトの炭酸水メーカーは新発売の620、601、560が出るまでは、
- マグナムグランド
- マグナムスマート
- ベーシック
の3種類でした。
今回新発売の3種類と合わせて計6種類を仕様表と共にご紹介したいと思います。
新発売620スターターセット
2020年6月1日にラインナップの仲間入りした新商品、620スターターセットです。
今までドリンクメイトのフラッグシップ機はマグナムグランドでしたが、620スターターセットの発売により、マグナムグランドは№2になり、この620スターターセットが最高級機という事になりました。
名称 | ドリンクメイトシリーズ620スターターセット |
品番 | DRM1010(白)
DRM1011(黒) |
セット内容 | 炭酸飲料メーカー本体 1台 60L用ガスシリンダー 1本 専用ボトル1L 1本 専用ボトル用キャップ 1個 取扱説明書 保証書 |
対応ガスシリンダー(ガス容量) | 60L用ガスシリンダー マグナムガスシリンダー(142L) |
特徴 | 炭酸濃度を4段階に設定可能 ボタン1つで自動注入 水以外のお好きな飲料にも炭酸を直接注入可能 |
価格 | ¥16,880(税抜) |
以下の方におすすめです。
- 炭酸濃度をダイヤル一つで調整したい
- 毎回同じ炭酸濃度にしたい
- 炭酸水を大量に飲むのでランニングコストを下げたい
- ガス購入の頻度を抑えたい
- 水以外も炭酸にしたい
カラー展開は白と黒の2色になります。
今までの最高級機であるマグナムグランドと何が違うのかというと、形状の違いはもちろん最大の違いは、今まで炭酸強弱の調整をボタンを押し続ける時間や回数、いわば感覚で行っていましたが、この620スターターセットではボタンを1回押すだけで自動で炭酸を一定で注入してくれます。
さらに620スターターセットは、他の新発売された601や560と違い、炭酸の強弱を4段階に調整できるので非常に便利です。
1つ注意点は、620スターターセットは大容量142Lマグナムガスシリンダーに対応しているだけで、購入時は60Lガスシリンダーが付属しているのでその点はお気を付けを。
新発売601スターターセット
こちらも新発売になった601スターターセットですが、620スターターセットと何が違うかというと、炭酸濃度の4段階調整機能が無い事とマグナムガスガスシリンダー(142L)に非対応という事です。
名称 | ドリンクメイトシリーズ601スターターセット |
品番 | DRM1013(白) |
セット内容 | 炭酸飲料メーカー本体 1台 60L用ガスシリンダー 1本 専用ボトル1L 1本 専用ボトル用キャップ 1個 取扱説明書 保証書 |
対応ガスシリンダー(ガス容量) | 60L用ガスシリンダー |
特徴 | ボタン1つで自動注入 水以外のお好きな飲料にも炭酸を直接注入可能 |
価格 | ¥14,880(税抜) |
以下の方におすすめです。
- 炭酸濃度の4段階調整はいらない
- 水以外も炭酸にしたい
- あまりたくさん飲まない
炭酸濃度の4段階調整機能が無いですが、炭酸濃度を特に気にするようでなければ問題なしです。
大容量のマグナムガスシリンダーに対応していない点は、ドリンクメイトのウリの一つでもあるのでちょっと残念ですね。
しかし、その分価格は抑え目に設定されてます。
水以外の飲料水も後から炭酸にできるので使い勝手はいいでしょう。
新発売560スターターセット(水専用モデル)
560スターターセットは601スターターセットが水専用モデルになっただけです。
形状も多少変わってますね。
名称 | ドリンクメイトシリーズ560スターターセット(水専用モデル) |
品番 | DRM1014(白) |
セット内容 | 炭酸飲料メーカー本体 1台 60L用ガスシリンダー 1本 専用ボトル1L 1本 専用ボトル用キャップ 1個 取扱説明書 保証書 |
対応ガスシリンダー(ガス容量) | 60L用ガスシリンダー |
特徴 | ボタン1つで自動注入 水専用モデル |
価格 | ¥12,380 |
- 以下の方におすすめです。
- 炭酸濃度は大体でいい
- 炭酸水を大量には飲まない
- 水以外を炭酸にしようと思わない
- 自分で炭酸濃度を調整するのはイヤ
ここで一つ注意です。
新発売された他の620,601に比べれば560の値段は12380円と安いですが、後でご紹介するマグナムスマートスターターセットは9880円とかなりお得です。
こちらは、炭酸自動注入ボタンはありませんが、大容量142Lのマグナムガスシリンダーに対応しているので、560スターターセットが気になると思った方は一度、マグナムスマートスターターセットと比較されるといいかと思います。
マグナムグランドスターターセット(筆者ユーザー)
620スターターセットが発売される前まではドリンクメイトの最高級機でしたね。
筆者も毎日使用してます。
夫婦2人で使用してますが、暑くなる時期は3リッターくらい作ってます。
名称 | ドリンクメイトマグナムグランドスターターセット |
品番 | DRM1005(白)←筆者ユーザー
DRM1006(黒) |
セット内容 | 炭酸飲料メーカー本体 1台 マグナムガスシリンダー 1本 専用ボトル1L 1本 専用ボトル用キャップ 1個 取扱説明書 保証書 |
対応ガスシリンダー(ガス容量) | 60L用ガスシリンダー マグナムガスシリンダー |
特徴 | 最大142Lの炭酸水が作れるマグナムガスシリンダー付属 水以外のお好きな飲料にも炭酸を直接注入可能 |
価格 | ¥19,880 |
以下の人におすすめです。
- 炭酸濃度の調整は大体でいい
- 炭酸水を大量に飲むのでランニングコストを下げたい
- ガス購入の頻度を抑えたい
- 水以外も炭酸にしたい
マグナムグランドスターターセットは620,601,560のように自動注入ボタンや4段階調整ダイヤルが付いていませんが、逆に大容量142Lマグナムガスシリンダーが付属しています。
炭酸濃度を的確に管理したい人であれば新発売された中から検討されるのがいいかと思いますが、そこにこだわりがなければ、最初から大容量142Lマグナムガスシリンダーが付属するマグナムグランドスターターセットがいいかもしれません。
マグナムスマートスターターセット(水専用モデル)
マグナムスマートスターターセットはマグナムグランドスターターセットが水専用になっただけです。
名称 | ドリンクメイトマグナムスマートスターターセット(水専用モデル) |
品番 | DRM1003(白)
DRM1004(黒) |
セット内容 | 炭酸飲料メーカー本体 1台 マグナムガスシリンダー 1本 専用ボトル1L 1本 専用ボトル用キャップ 1個 取扱説明書 保証書 |
対応ガスシリンダー(ガス容量) | 60L用ガスシリンダー マグナムガスシリンダー |
特徴 | 最大142Lの炭酸水が作れるマグナムガスシリンダー付属 水専用モデル |
価格 | ¥9,880 |
以下の人におすすめです。
- 炭酸濃度の調整は大体でいい
- 炭酸水を大量に飲むのでランニングコストを下げたい
- ガス購入の頻度を抑えたい
- 炭酸は水だけでいい
マグナムグランドは水以外の飲料水も炭酸水にできますが、その機能だけで1万円増しというのは結構コスパ悪いと感じてます。
炭酸水のみ大量に飲みたいという方へのスタンダード商品だと思います。
ベーシックスターターセット
ベーシックスターターセットはマグナムグランドスターターセットとマグナムスマートスターターセットの中間くらいの商品です。
名称 | ドリンクメイトベーシックスターターセット |
品番 | DRM1001(白)
DRM1002(赤) |
セット内容 | 炭酸飲料メーカー本体 1台 60L用ガスシリンダー 1本 専用ボトル1L 1本 専用ボトル用キャップ 1個 取扱説明書 保証書 |
対応ガスシリンダー(ガス容量) | 60L用ガスシリンダー |
特徴 | 水以外のお好きな飲料にも炭酸を直接注入可能 |
価格 | ¥14,880 |
以下の人におすすめです。
- 炭酸濃度の調整は大体でいい
- あまりたくさん飲まない
- 水以外も炭酸にしたい
水以外の飲料水を炭酸にできますが、大容量142Lマグナムガスシリンダーは非対応です。
ドリンクメイト全種類比較表
以下がドリンクメイトの全種類比較表になります。
品名 | new620 | new601 | new560 | マグナムグランド | マグナムスマート | ベーシック |
炭酸4段階自動注入 | ○ | – | – | – | – | – |
炭酸自動注入 | – | ○ | ○ | – | – | – |
ガス142L対応 | ○ | – | – | ○ | ○ | – |
水以外対応 | ○ | – | – | ○ | – | ○ |
価格(税抜) | ¥16,880 | ¥14,880 | ¥12,380 | ¥19,880 | ¥9,880 | ¥14,880 |
620がマグナムグランドより安いのはなぜ?
フラッグシップの620は炭酸4段階自動注入が付いていて、比較表を見ると機能面ではマグナムグランドより優秀なのに、値段は安いですね。
実はこれ、付属のガスが60Lと容量が少ないためです。
と言いたいところですが、しっかり計算してみましょう。
というわけで、最初は付属のガスシリンダーの容量の違いと思ってましたが、ガスシリンダーの値段を引いて本体だけの値段を出してみたところ、上図のような結果になったので、もし620とマグナムグランドで迷っているようであれば文句なしに620でしょう。
ただ、付属のガスシリンダーが最初だけ60Lになるという事はありますが、それくらいなら許容だと思います。
しかし、なぜこのような価格設定になってるんでしょうかね?
謎です。
ひょとしたらマグナムグランドは現行品が最後でラインナップから姿を消す可能性があるのかもしれません。
ドリンクメイトのおすすめはコレ!
これまで全種類のドリンクメイトをご紹介しましたが結局この中でどれが一番おすすめかというのをお伝えしたいと思います。
結局のところマグナムスマートスターターセット
新製品やらを色々とご紹介しておいてなんですが、私の持っているマグナムグランドを基準にコスパを含めて総合的におすすめできるのは、
マグナムスマートスターターセット
これですね!
どれもいい商品なのは間違いないですし、好みもあるかと思いますが、値段も含めて多数の人におすすめできるのはこれです。
マグナムグランドは水以外の飲料水を炭酸にできるので嬉しい機能ではありますが、実際使っているかというとNoです。
マグナムグランドとの違いはその部分だけで、価格差の方は1万円です。
ほとんど使わない機能のためにイニシャルコストの1万円は大きいです。
そして新発売の620、601、560との比較ですが、スターターセットを購入しても大容量142Lマグナムガスシリンダーが付属してない、もしくは非対応という事と、炭酸濃度調整ダイヤルや炭酸自動注入が無くても手動炭酸注入のコツに慣れてしまえば気にならないので、そこに値段をふまえて考えるとナシです。
まとめ
いかがでしたか?
『ドリンクメイト全種類の違いを比較【2021】ヘビーユーザーの私のおすすめはコレ!』をまとめますと、
それを踏まえて総合的なおすすめモデルは、マグナムスマートスターターセットである。
水以外の炭酸を頻繁に楽しみたいのであれば、620スターターセットが絶対お得。
値段と機能を考えるとマグナムグランドはやめた方がいい。