新しいウイルスが流行りまくってるけど、どうしても飛行機に乗らないといけないのに、あの密閉空間でマスクのみはリスクが高すぎる!
クレベリン持ち込みたいけど未開封でも飛行機持ち込み禁止らしいね、没収もあるらしいよ。
でも全種類ダメってことはないでしょ?
新ウイルス感染者が国内でも数百人いると発表されてますが、そんな中でもお仕事や諸事情で飛行機を利用される方もたくさんいるかと思います。
ニュースでも換気の悪い閉鎖空間で密集するような事は避けてくださいと言われてる中、飛行機に乗るというのは感染リスクがかなり高いです。
そこで巷で人気の空間除菌ができるクレベリンを飛行機に持ち込もうとする人がいるようですが、メーカーや航空会社から正式に飛行機持ち込み禁止のアナウンスがされましたし、見つかったら没収もあるようです。
そこで今回は、
- クレベリンの飛行機持ち込み禁止はなぜ?
- クレベリンのどの種類が持ち込み禁止なのか?没収もあるのか?
- クレベリンの姉妹ブランド、クレベアンドも飛行機持ち込み禁止なのか?
以上をお伝えしたいと思います。
クレベリンは飛行機持ち込み禁止!
皆さん周知のとおり、クレベリンは飛行機持ち込み禁止です。
これはクレベリンを製造販売する大幸薬品がHP上でアナウンスしてますし、航空会社のANA、JALその他の航空会社全てクレベリンの飛行機持ち込みは禁止としています。
ではなぜクレベリンが飛行機持ち込み禁止なんでしょうか?
そしてクレベリンにも何種類かありますが、その中でもどのクレベリンが飛行機持ち込み禁止なのかを次で見ていきたいと思います。
クレベリンが飛行機持ち込み禁止はなぜ?
クレベリンには二酸化塩素が成分として入っている
- 置き型
- スプレー
- ミニスプレー
と、亜塩素酸ナトリウム液が入っている
- スティックペンタイプ
- スティックフックタイプ
が、ありますが、二酸化塩素は航空法上の『搭載禁止物質』に指定されていて、
亜塩素酸ナトリウム液は、『危険物』にあたるので航空機に乗せられません。
したがって、ANA、JAL問わずクレベリンは全種類飛行機持ち込み禁止です。
2020.2.12 【クレベリンシリーズの航空機での扱いについてのご案内】
■クレベリン 置き型、クレベリン スプレー
成分の『二酸化塩素』が 航空法上の『搭載禁止物質』に指定されているため、航空機に載せることはできません。■クレベリン スティック(ペンタイプ、フックタイプ)
成分の『亜塩素酸ナトリウム』は『危険物』にあたるので、手荷物および預け荷物のいずれでも機内持ち込みはできません。出典:大幸薬品
クレベリンのどの種類が持ち込み禁止なの?未開封でも没収?
前項で、クレベリンは全種類飛行機持ち込み禁止とお伝えしましたが、実際にクレベリンにはどのような種類があるのかお知らせしますね。
タイプ | 成分 |
置き型 | 二酸化塩素および亜塩素酸ナトリウム液
高吸水性樹脂等 |
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タイプ | 成分 |
スプレー | 二酸化塩素
界面活性剤 シリコン系消泡剤 |
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タイプ | 成分 |
ミニスプレー | 二酸化塩素
界面活性剤 シリコン系消泡剤 |
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タイプ | 成分 |
スティックペンタイプ | 亜塩素酸ナトリウム液
高吸水性樹脂等 |
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タイプ | 成分 |
スティックフックタイプ | 亜塩素酸ナトリウム液
高吸水性樹脂等 |
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やはり全種類に二酸化塩素、または亜塩素酸ナトリウム液が入ってますので飛行機持ち込みは残念ながら禁止です。
誤って飛行機に持ち込もうとして見つかると没収らしいです。
これは未開封の物でも同様です。
じゃあクレベアンドは飛行機に持ち込める?
では感染リスクの高い機内をマスクだけで過ごすのはかなり危険です。
クレベリンのような空間除菌は出来ないにしろ、マスク以外の感染リスクを下げるようなグッズはどうしても必要になります。
そこで、クレベリンには姉妹ブランドであるクレベアンドがある事はご存じでしょうか?
最近ではCMをよくやっているのでご存じの方も多いと思いますが、実はクレベアンドはクレベリンとは成分が違います。
クレベリンは空間除菌として使用するものなので二酸化塩素等の強めの成分が使用されていますが、
クレベアンドの製品はハンドジェルやハンドスプレーのように直接肌に付けるものだったり、
赤ちゃんの口に入っても安心な成分でできているウイルス・菌除去スプレーだったりするので、
飛行機に持ち込むことができそうです。
クレベアンドを製造販売する大幸薬品からは正式なアナウンスはされていませんが、
もしクレベアンドも飛行機持ち込み禁止であれば、その旨をHP上でクレベリンの時と一緒にアナウンスするはずですから多分大丈夫でしょう。
因みに他社メーカーの『手ピカジェル』は飛行機持ち込みに関するQ&Aがあります。
手ピカジェルを航空機内に持ち込んでもいい?
手ピカジェルは消防法上の危険物に該当しますが、この危険物の航空機内への持ち込みについては、国内線と国際線では対応方法が異なります。
【国内線】
機内への危険物の持込みは原則的に禁止されていますが、「危険物であっても航空機内への持ち込みができるもの」として「1容器が0.5kgまたは0.5L以下で上限2kgまたは2Lまで」であれば持ち込みが可能です。したがって手ピカジェル(60mL、300mL)は、上限量までは航空機内に持ち込むことができます。【国際線】
「航空機内への液体物持込制限」により、あらゆる液体物を手荷物として持ち込む場合には100mL以下の容器に入れ、それらを1L以下のジッパーのついた透明プラスチック袋に入れる必要があります。したがって、手ピカジェル(60mL)は航空機内に持ち込むことができますが、手ピカジェル(300mL)は航空機内に持ち込むことができません。出典:健栄製薬
クレベアンドの成分は手ピカジェルと同じではありませんが、使用用途は近いでしょうから、
これを参考にしていただければよいかと思います。
因みにクレベアンドの種類は以下になります。
タイプ | 有効成分・添加物 |
ハンドジェル | ベンザルコニウム塩化物(0.05w/v%)
エタノール グリセリン リン酸 リン酸三ナトリウム ヒアルロン酸ナトリウム(2) ヒドロキシエチルセルロース |
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タイプ | 有効成分・添加物 |
ハンドスプレー | ベンザルコニウム塩化物(0.05w/v%)
エタノール グリセリン リン酸 リン酸三ナトリウム ヒアルロン酸ナトリウム(2) |
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タイプ | 成分 |
ウイルス・菌除去スプレー
(キッチン用) |
エタノール(58.00%)
グリセリン脂肪酸エステル(0.30%) フィチン酸(0.05%) グリセリン(0.20%) 精製水(41.45%) |
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まとめ
いかがでしたか?
まとめますと、
未開封でもダメ、没収もあり。
姉妹ブランドのクレベアンドの製品なら大幸薬品の飛行機持ち込み禁止のアナウンスが無いので飛行機に持ち込めそう。