【領収書公開】犬の膀胱結石の手術費用はいくら?全3回分です

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犬の膀胱結石の手術費用っていくらかかるんだろ?
それと術後の入院費用も知りたいなぁ。
保険入っているのとないのとではだいぶ違うのかな?
結局全部でいくらかかるの?
犬の膀胱結石は結構ポピュラーな症状ですが、そのわりに完治しにくい病気でもあります。
それに再発するケースが多いので、飼い主さんの経済的負担も大きいです。
現に私の愛犬は3回目の手術を受けようとしています。
一般的に犬や猫の病気の手術や治療にかかる費用は人間よりも高くなるイメージなので、事前にしっかりと知っておきたいものですよね。
そこで今回は、
  • 犬の膀胱結石の手術費用全3回分の領収書を公開
  • 先にやっておいた方が良かった手術方法
  • 犬の保険が必要か否か

以上を体験談をもとにお伝えします。

膀胱結石の手術を受ける前に総額でいくらかかるのかを知っておくことで心と経済的な準備ができる。
保険に入っている時の実費を知ることができるのでより安心できる。
将来膀胱結石になりそうな子には、「保険に入っておけばよかった」という後悔がなくなる。

犬の膀胱結石の手術費用(全3回分)

私の愛犬チロルは、2020年で満9歳です。

もうすぐ膀胱結石の手術をしますが、これで3回目となります。

病院によって違いはあると思いますが、その時の領収書を公開しますのでぜひ参考にしてみてください。

1回目(結石摘出)

手術の目的は、ぼうこう内に溜まった結石を開腹手術ですべて取り除く手術です。

詳細は以下になります。

手術内容 開腹手術でのぼうこう内結石の摘出(ストルバイト)
手術・入院期間 2016/1/7~11の5日間

初日・・・検査

2日目・・・手術

3から5日目・・・入院

手術・入院総額 243,448円
保険負担費用(アイペット/うちの子70%プラン) 170,078円
実費 73,370円

 

総額だと約24万円とかなり高額です。

保険のおかげで7万円程度で済みました。

2回目(尿道瘻造設手術込み)

2回目の手術はあれからわずか1年10か月後。

1回目の手術以降は、PHコントロールという療養食を食べてストルバイトの結石は無くなったんですが、今度はやっかいなシュウ酸カルシウムの結石が発生してしまいました。

何にしろ結石ができやすい体質のようなので、今回の手術は先生のアドバイスのもと、尿道瘻造設手術という方法をとる事にしました。

尿道瘻造設手術を選択した理由は、チロルはオスなので尿道が狭く、尿管に結石が詰まりやすいため、この手術をすることで尿道が広くなり、小さい結石なら排出されやすくなるというメリットがあるからです。

この手術は校門の下に穴を作ってそちらから排尿する事になるので、去勢も済ませているチロルには生殖器本当に意味のないものになってしまいますが仕方ないです。

詳細は以下になります。

手術内容 開腹手術でのぼうこう内結石の摘出(シュウ酸カルシウム)

尿道瘻造設手術(尿道のバイパス手術)

手術・入院期間 2017/10/26~11/5の11日間

初日・・・検査

2日目・・・手術

3から11日目・・・入院

手術・入院総額 381,149円
保険負担費用(アイペット/うちの子70%プラン) 266,804円
実費 114,345円

3回目(結石摘出)

これからになるので分かり次第お伝えしますね。

オスの場合は尿道瘻造設手術が必要かも

うちのチロルはオスなのですが、全般的にオスの尿道は狭いようなので、膀胱結石が再発しやすいという事を考えると、最初から尿道瘻造設手術を受けておくことも視野に入れておいた方がいいかもしれません。

ただ、これには条件があるかもしれませんので以下の事を病院の先生に聞いておいた方がいいです。

  • 去勢してないオスでも尿道瘻造設手術は可能か?
  • そもそも病院で尿道瘻造設手術はやっているのか?または経験は多いのか?

もし、以上の条件をクリアして初めから尿道瘻造設手術を希望するのであれば、うちのチロルのケースのように余分に手術しなくて済むかもしれません。

そうすれば、愛犬の負担も飼い主であるあなたの経済的負担もかなり軽減されると思います。

保険に入ってたから安心できた

しかし、ペットの手術・治療の費用は高いと覚悟していたとはいえ、ここまでとは思いませんでした。

昔はペットに保険なんて考えられなかったですし、そもそもペット保険たるものはありませんでした。

今では何社ものペット保険会社がありますが、その理由はやはりペットと言いつつも家族という意識が以前と比べて格段と上がっているからだと思います。

私もそうですが、犬と言っても家族と変わりないです。

その家族を守るためになるべく経済的理由でサポートできないなんて事は避けたかったので、チロルには生まれた時からペット保険に入れていました。

保険に入るか否か

結論から言うと入っておいた方がいいです。

とは言うものの、ペット保険は人間の保険に比べて高いです。

若いころはいいんですが、一般的に年齢が上がっていけば保険料も上がっていきます。

うちのチロルは2020年の現在9歳になりますが、加入しているアイペット/うちの子70%プランの保険料は毎月6,490円です。

人間の保険料より高いです。

年間で77,880円もかかってますし、来年になるとまた500円ほど保険料が上がります。

なので、あなたの愛犬がそんなに病気をしないような子であれば、サポートが少なめの保険に入り、足が出そうな分を自分で毎月貯めていった方が、ムダに保険料だけ取られるという事が無いので安心だと思います。

ただ注意点として、若いうちは病気しないから大丈夫と保険加入を先延ばしにすると、いざ病気と判明して保険に入ろうと思っても当然入れません。

しかも病気になったという前例があると保険に入れないケースもあります。

そうなってしまっては、愛犬が天国に召されるまで手術・通院となる度に実費で上記のような費用が発生してしまいます。

最初に申し上げた通り、経済的理由で治療をほどこせなくなってしまい、愛犬の寿命を絶たせてしまってはあなた自身も心が引き裂かれる想いになるでしょう。

私も同じ想いですが、そんなことは絶対に避けたいです。

繰り返しますが、若いうちから安めの保険でもいいので入っておいた方が愛犬もあなたも安心だと思います。

それで愛犬との楽しい毎日が長く続くならそれ以上の幸せはないと私は思います。

まとめ

いかがでしたか?

【領収書公開】犬の膀胱結石の手術費用はいくら?全3回分です』をまとめますと、

犬の膀胱結石の手術費用は総額で約25万円。
バイパス手術を同時に行うと総額で約38万円。
犬の保険は少額でもいいので若いうちから契約しておいて、足らない分を自分でためておいた方が保険料が無駄にならず経済的。

あくまで参考資料ですが、あなたの愛犬の体質と相談して、どのような保険に入るかをしっかり考えて決めましょう。